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肌の摩擦に注意! 乾燥肌やシミ・たるみの原因に
肌の状態はスキンケアばかりでなく、食事やストレスなど身体の内側も大きく関わっています。また、さらに影響を与えているのが肌の摩擦で、乾燥肌やシミ・たるみなどの原因になっています。
肌の摩擦が原因の肌トラブル
肌の一番外側でバリア機能を保持しているのが角質層で、わずか0.02mmほどでとても薄くてデリケートです。
角質層は「こする」「すれる」などの摩擦刺激で簡単に剥がれて薄くなり、肌トラブルを起こします。
肌トラブル
・肌バリアの低下
・ターンオーバー(肌の再生)の乱れ
・乾燥肌
・肌荒れ
・シミ
・たるみ
肌悩み
・敏感肌になりやすい
・肌がくすんでいる
・保湿しても乾燥する
・肌荒れしやすい
・シミができてきた
・目尻や口元の小じわが気になる
・ほうれい線が気になる
・頬がたるんできた
こんな肌悩みの方は、特に毎日の習慣を見直してみましょう。
肌の摩擦を軽減するポイント
摩擦が少ないクレンジングを選ぶ
シートタイプのメイク落としや拭き取り化粧水は肌の摩擦が大きくなってしまいます。メイクを肌から浮かせる時に、指の滑りが良いオイルやミルクタイプなどのクレンジングを選び、たっぷりの量でクレンジングします。
洗顔は優しく洗いタオルで吸い取る
洗顔は泡立てネットなどを使ってたっぷりと泡立てて、肌の上を転がすように洗顔します。泡が立つタイプの洗顔料は泡が肌についた汚れや余分な皮脂を絡め取ってくれるのでゴシゴシと擦らないようにしましょう。
また、泡を流す時は、両手ですくったぬるま湯を顔につけるようにして、肌にぬるつきがなくなるまですすぎます。
さらに、顔の水分を取る時は、タオルで拭くのではなく、肌にタオルをのせて水分を吸い取るようにします。
スキンケアは肌を包み込むように
化粧水や美容液などのスキンケアをする時は、肌を叩くようなパッティングは避けて、顔全体を包み込むように優しくハンドプレスでなじませます。
メイクは塗りこまない
ファンデーションやアイシャドーなど、力を入れて肌に伸ばすと肌の摩擦が起きてしまいます。
リキッドファンデーションなどの液状の場合には、決して塗り込まずに優しく肌に伸ばしていきます。また、パウダー状の場合にはパフやハケで叩き込むのではなく、ふんわりとのせるようにします。
ピーリングをやり過ぎない
不要となった古い角質が肌に残っている肌はゴワついて、ターンオーバーの乱れに繋がります。古い角質をゴマージュやフルーツ酸などで取り除くことで、毛穴の詰まり解消や肌に透明感が出るなどのメリットがあります。
しかし、ピーリングはやり過ぎると肌にダメージを与えてしまうので、必要以上にゴシゴシと擦らずに、肌状態を見ながら2〜4週間に1度などの適正な頻度で行いましょう。
注意が必要な美肌ケア
カッサ・美顔ローラー・美顔器・ハンドマッサージ
カッサ・美顔ローラー・美顔器・ハンドマッサージによるフェイスケアは、血流やリンパの流れが良くなるので老廃物を流しやすくして、むくみ解消・シワやたるみの改善・コリの改善・血行促進に効果的です。
しかし、間違った自己流のフェイスケアは、角質層の下にあるエラスチン・コラーゲンに影響を与えてシワやたるみができやすくなってしまうので注意が必要です。
フェイスケアを行う場合には、肌との摩擦を軽減できるようにオイルやクリームなどで滑りを良くして、適切な方法で行いましょう。
毎日の習慣の見直しが美肌作りの第一歩
肌に摩擦を与えると肌表面の角質層の細胞が剥がれて皮膚が薄くなってしまい、肌のバリア機能が低下します。肌荒れ、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルの原因が、毎日の習慣かもしれません。
さらに、肌の摩擦によって肌に炎症が起きるとメラノサイトが刺激されて過剰にメラニン色素を作り、くすみやシミの原因にもなります。
何気ない毎日の習慣の見直しが美肌作りの第一歩になるので、肌に摩擦を与えないように心掛けましょう。